Parsleyのリハビリ部屋

ちょっと人生に疲れたParsleyが、リハビリのつもりでつらつら言葉を重ねていくブログです。

チェキだけどパシャパシャ撮ってもOKな『FUJIFILM instax mini LiPlay』を使ってみた

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 思えば、子どもの頃からカメラは好きだった。お小遣いを2年間貯めてCANON AE-1を買ったのは12歳の時で、近所を走る高崎線115系を撮りまくって、月刊『カメラマン』に応募とかしていた。その後もAF一眼のモニターに当選して、その時に「広角は見るべきものがあるが、望遠は構図に課題あり」みたいな講評されたなぁ……。ポラロイドにも憧れがあった。撮ったその場でプリントされるワクワク感。ただ、学生の身では高すぎた。当時、ポラロイド社が潰れかかっていて、入手が大変だった時期だったし。

 

 そんな自分が、チェキに触れたのは仕事だった。グラビアアイドルのDVDや写真集のイベントで、スタッフとして購入者特典のツーショットを撮る役目を与えられ、一回あたり50~60枚くらいはシャッターを押していた。一時期は月に1000枚いったこともあったのかもしれない。そこで特有のクセはだいぶ掴めたし、チェキ自体に愛着も湧いた。それなりに撮る技術が磨かれたと自惚れてもいる。

 

 去年の後半くらいから、旅に出る機会が増えて、ちょっとした記念を残したいという欲望が頭をもたげるようになって、思い出したのがチェキだった。そこで、サンタさんにおねだりしたのが、『FUJIFILM instax mini LiPlay』。

 

instax.jp

 

 もともとFUJIFILMスマホなどで撮影した画像をチェキにプリントする『instax mini Link』があったが、『instax mini LiPlay』はカメラ機能そのものをプラスしたものと捉えて差し支えないだろう。アプリと連携してフレームをカスタマイズしたり、セルフタイマー撮影時に遠隔操作することも可能。さらに、音を録音してQRコード再生する「音チェキ」という機能も搭載している。

 

 チェキといっても実質はデジタルカメラなので、パシャパシャ撮って印刷するショットを選ぶことができる、というのが本機の最大のポイント。チェキの単価は一枚70円程度とバカにならないので、撮影に失敗しても大丈夫というのは心理的ハードルが下がる。

 ただ、AFのピントを合わすのには若干コツが必要でタイムラグもある。動きが活発な動物を撮ろうとすると大変かもしれない。また、35mm換算で28mmレンズなので、可能な限り被写体に近づいた方がチェキっぽくなる(まぁ、これはチェキの基本でもあるのだけど)。あと、外で撮影する際に露出はアンダー気味にした方が味が出るように感じた。

 

 とはいえ、まだ20枚程度プリントした上での感想に過ぎないので、もうちょっと使い込んでみて、またレビューをしてみたいと思っている。どうせならこの子ならではの一枚というものを撮ってみたいし、セルフィーも挑戦したいしね。